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鋼鉄三銃士対談

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小野正利さんに教えてもらったものが、俺のルーツ

ー今回「鋼鉄三銃士」ということで、ヘヴィメタルとの出会い、ルーツを教えてください。まずJOEさんから。

J「正直俺は音楽を元々ほとんど聞かない人生だった。ただ、ほかの人と違うことをしていたいっていうのは小さいころからあった。

まず、小学一年生の時に初めて買ったCDが河村隆一。小4で井上陽水を聞いてた。まわりがオレンジレンジ聞いてるときに井上陽水、尾崎豊、布施明とか聴いてた。」

K「俺はもうオレンジレンジだったよ。ノールックでなんでも歌えるから。」

J「オレンジレンジちょっと好きそうっすよね!」

K「大っ好き。」

J「そんな感じだったんだけど、アニメが中学生くらいの頃すごい好きで、「マクロス」ってわかります?ロボットアニメなんですけど、音楽、恋愛、ロボットの3つのトライアングルでなりたってるんですよ。そのころマクロスF(フロンティア)ってのをやってたんだけど、それじゃなくてマクロス7が大好きだった。」

M「あ、いいね!俺も好きだよ!!」

J「マクロス7は唯一男が主人公っていうか歌うんだよね。曲もかっこいい。俺はマクロス7の主人公に憧れて音楽やろう!って思った。ロボットアニメなのに敵をミサイルで攻撃したのが、本編約50話、劇場版含めて2回しかない。」

一同「へぇ~」

J「1話とかまずケンカしてる不良に絡みに行って「ケンカなんてやめろ!俺の歌を聴けー!!」って言って歌い始めるんだよ。で、ボコされるっていう。ただ、最終的に歌の力が凄いってことになってまぁ宇宙人的な敵と戦ってるんだけど、ロボットに乗って方にスピーカー乗せて歌を流して戦場を駆け回ったりするんだよ。」

K「おもしろ!そんな感じなんだ。笑」

J「最終話とかラスボスっていうか敵の親玉みたいなやつに歌を聞かせて「私が間違っていた!仲良くしよう!」的な感じで終わる!」

K「やばいね」

J「劇場版とかもくじらと歌うとか山を動かしたくて小さいころから歌ってたとかそういう熱い感じで、かっけえ!!って思ってたオタクですよ。当時は。そんなオタク少年の塚本旭くんはそれに憧れて歌を始めるんです。ちなみにその時は中二中三くらい。その流れでアニメタルを聞いたんですよ。」

K「あ~なるほど。」

J「そこで、メタルってこういうのなんだって。そこからほかにどんな人がいるんだろうって聞いたりしたのが、JUDAS PRIESTとかRHAPSODY OF FIREを聞いた!」

K「アニメタルの後に!?いきなりなんかけっこういったね!」

J「そのときはまぁドハマリはしてなかった。こういうものがメタルなんだ。って。で、高校生になった。当時半年くらいバレーボール部にいたんだけど、歌いたいから!ってバレー部やめて軽音楽部に入ってマクドナルドでアルバイトしてバイト代は全部ボイトレのレッスン代につぎ込んでた。その時の先生が小野正利さんなんだ。」

K「なるほど!そのころからなのか!」

J「小野さんがメタルの人だって実は習い始めたころ知らなくて!当時は高い声出せる人はうまい!って思ってて、高い声を出すにはどうしたらいいかっていうことを調べてて行きついたのが小野正利さんのとこなんだ。だから、小野さんがメタルの人だって知ったのはあとからなんだ。で、小野さんのとこでうまいボーカリストっていうのはどういう人なんですかっていう話をしてて、その時に聴きなさい!って勧められたのが、トニーハーネルのTNT、デヴィットカヴァデールのWhitesnakeそういうのが結構俺のルーツかな。そこで、ハイトーンにこだわり始めた。ロニー・ジェイムズ・ディオとかね。そういう小野正利さんに教えてもらったものが、俺のルーツ!」

TORNADO-GRENADE

2014年結成、平均22歳のジャパニーズ・ヘヴィメタルバン

ド。現代的な高速ツインリードギターと伝統的ハスキーハイトーンボイス、熱きライブパフォーマンスを武器に活動中。結成から半年でリリースされた1st mini album「Explo

sion」は無名ながらもタワーレコード川口店にて総合デイリーチャート3位を記録。現在もロングセラーを続「蘇ったジャパメタ」「びっくりするほどジャパメタ」と話題をさらっている。

「Heavy Metal Strikes Back = ヘヴィメタルの逆襲」はただのキャッチフレーズではなく、彼らの決意表明だ。 

PHANTOM EXCALIVER

 

世にHeavy Metalという音楽が絶えるとき、人心は乱れ、世の中に動乱が起こる

Heavy Metalを守ること、それが世界の平和と安定につながるのだ!

Heavy Metalと世界の平和を守るために、幻の聖剣Phantom Excaliverが出現する!

その剣に”愛”を与える者 Matsu その剣に”形”を与える者 だいごろう

その剣に”力”を与える者 Thomas そして…その剣を”操る”者 Kacchang

選ばれし勇者達は、1st Album「鋼鉄の誓い」を完成させた!!!

メロディック・スピード・デス・メタルという独自のスタイルを確立し、

シーンの最前線に聖剣をかざして立ちあがった!

強烈なキャラクターとライブ力。

夢を与えつづけるための貫く心。

それがPhantom ExcaliverのMetalだ。「ありがとう」

「聖剣伝説」の第1章が今始まろうとしている!


 

official Web  http://phantom-ex.com

Xの「Miscast」って曲からはまり始めた。

ーKacchangは?

K「俺ホントもう、ORANGE RANGEとかラップがかっこいい!って思ってた。」

J「そうなの!?メタルと一番真逆と言っても過言じゃなさそうだけど。」

K「リップスライムとかSOUL'd OUTとかすげえきいてて。」

J「あ!俺も一時期SOUL'd OUT聞いてた!!」

K「まぁ、ラップがかっこいい!って思いながらもゆずとかコブクロが一番好きだった。

俺、小中学校がMatsuと一緒なんだけど、なぜか中三の二学期にMatsuと仲良くなった。俺ずっとモンハンやってたんだけど、Matsuが「かっちゃん!俺もモンハン始めたよ!!」って言い始めたころには俺もうやってなくて「俺もうやってねえよ」ってなったんだけど、Matsuの家遊びに行ったらアコギが置いてあって。ギターやってるっていうから。ラルクの「Honey」を弾き語りしてた。おー!俺もギターできるようになりてえ!ってなって。で、Matsuに貸してもらったCDがラルクとX Japanのアルバム全部。で、ラルクに最初すげえはまって、そのあとXにいってこれがメタルなんだ!って。なんかよくわかんないけど、Xの「Miscast」って曲からはまり始めた。」

J「Xはやっぱり通りますよね!俺も高校生の時高い声でたからみんなやれやれ!ってそれこそ真壁とかと一緒になにかやろうてなったときとりあえずXって流れあったくらい。」

K「おー!最高!Xはやっぱすごい、今の俺に別に影響してないけど、、、」

J「してないんかい!!」

K「いや、影響してんのかな!?だけど、絶対Xがいなかったらメタルは好きにならなかったね。まぁ、でも一番の決め手は「X」で調べてたらSymphony Xがでてきて。俺それまでは世界で一番うまいギタリストはhideだと思ってた。」

J「あ~!あるあるっすね!!」

K「そしたらマイケルロメオがやってきて!!なんだこのギタリスト!!ってなった。そっからメタルを聴くようになった。XとSymphony Xが俺のルーツ!」

J「それでやっぱPhantom Xだったの?」

K「Phantom XはMatsuが高校の軽音楽部で、XのコピーバンドでPHANTOM OF GUILTをやってて、その時のバンド名がPhantom X。」

J「えー!!」

HELL FREEZES OVER
 

2011年、GuitarのRyotoが本気で本物の、最高のメタルバンドを作るために約2年をかけ、合計50人ほどのメンバー候補とスタジオに入る。話し合いだけなどを入れると相当な人数と関わりを持った。

決して妥協はせずメンバーを探し続け、ついに2013年3月11日。メンバー5人を集め、メタルバンド-HELL FREEZES OVER-を結成する。

そして2013年6月29日に、オリジナル曲『Hellraiser』の演奏動画をYouTubeにアップする。

ライブもまだしていない全くの無名なメタルバンドにも関わらず、初日から200回を優に超える再生回数を記録し、その後もしばらくは一日100回以上再生され、各所で反響を呼んだ。

2015年6月、渋谷Garret Udagawaにて初の自主企画を開催。8月にはSPIRITUAL BEAST主催イベントにてEVIL INVADERS(ベルギー)来日公演のサポートアクトに抜擢されるなど、正当派METAL、オールドスクールスラッシュメタルファンからの期待も高い。

 

 

Official Web  http://hfo-web.tumblr.com

その時にもう、人生変わったね。

K「だから俺はPhantom Xの由来に全く関係してないの。で…待たせたねMAKINO。」

M「いやぁ〜」

K「産まれた時からメタル聴いてそうだわ。笑」

M「いや、そうでもないんだよ!」

J「2歳の時に親の影響でスラッシュメタル聴いてきました!とか…」

M「いやいやいや!」

K「そうそう、髪の毛切った事ありませんとか…」

M「…まぁ、話を聞いてくれ!」

一同笑

M「小学生の時から…まぁ、ハッキリ言っちゃうとみんなと同じだね。髪が伸びたら、周りから まきの、おまえ髪の毛切った方がいいんじゃないか って言われて…」

一同爆笑

K「そこから入るか〜!」

J「なかなかそんな話ないよ!そんなになるまで伸びてるってことでしょ」

M「ほんとに髪は切りたくなかった!で、親にゲーム機捨てられるほどやってたんだ。いつまでやってんだぁ!!って。そんな状況が高校まで続いて、音楽はね… やっぱゲームが好きだったから、でも最近の3Dのやつは好きじゃなくて、昔の…スーパーマリオブラザーズとかパックマンとか。」

K「レトロゲーム?」

M「そうそう、ピコピコいう8bitミュージックが好きで。寝る前にマリオの音楽聴いて寝てたくらいで。」

一同「へぇ〜。それで?」

M「で、メタルとはぜんぜん関係なく育ってきたんだけど、高校になると周りでバンドやってるとカッコいいってことになってて、俺もそれに影響されたんだけど、まだメタルではなかった。」

J「それまで歌を好きになって聴いてたことはなかったの?」

M「あんまりなかった。たまーにJOEの言ってたようなロボットアニメの曲、マジンガーZとか、熱いでしょ?あぁゆう熱いのを聴いてたことはあったけど、基本は8bit音楽が一番好きだったの。それで一番最初にやった音楽は…まぁ、その…日本の… エルレガーデン知ってる?」

一同爆笑

K「おぉ俺大好きだよ!」

M「そのコピーバンドを…」

一同「エルレガーデンのコピー!!」一同爆笑

M「ジターバグ知ってる?あとミッシングとか。」

K「んおぉ!」

J「一番いいとこだ」

M「それのギターをコピーしてくれって言われて、そのときフォトジェニックのギターを買ったんだけど、サボってあんまり練習もしなかったんだよね。言われてやってるだけだったから。」

J「あんまり燃えてなかったんだ?バンドに。」

K「ただ興味あっただけだね。で、おまえ、クビ!って。」

K「エルレをクビになったんだ。笑」

M「で、そしたら一緒に話してたゲーム好きの友達が、これ聴いてみる?って貸してくれたのがMETALLICAのMaster of Puppets。」

一同「おぉ〜!」

M「その時にもう、人生変わったね。家帰って聴いてみたら、俺の進むべき道が決まった!って思った。」

J「カッコいい事言うなぁ〜!」

M「その友達もギター弾いてたから、その友達とメタルビギナーズってバンドを組んだ。」

K「いい名前だなぁ〜!」

M「すぐ終わっちゃったけどね。高校の卒業パーティでCreeping Deathをやったり。いい思い出だったよ。」

 

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続きは後日公開!

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